神威岬は、なぜ人々を魅了するのか。積丹ブルーと悲恋の伝説が残る絶景スポット完全ガイド

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北海道・積丹半島の先端にある神威岬。

「積丹ブルー」と呼ばれる透き通った青い海を一望できる、北海道を代表する絶景スポットです。

けれど、この場所の魅力は美しい景色だけではありません。

岬には今も、恋に破れた一人の女性の悲しい伝説が語り継がれています。



遊歩道の入り口に立つ「女人禁制の門」

海にそびえる神威岩。

その一つひとつに、長い歴史と物語が息づいていました。



今回は、実際に神威岬を訪れ、歩きながら感じたこと、景色や見どころ、アクセス情報、そして神威岬に伝わる伝説について詳しくご紹介します。

神威岬所在地


🔸所在地:北海道積丹郡積丹町神岬町草内(神威岬自然公園)
🔸営業時間:8:00~17:00(時期により変更アリ)
🔸電話:0135443715
🔸休業日:11月~3月まで(4月~10月まで無休)※天候により入口ゲートの開閉時間が異なります。
🔸駐車場:無料 約230台
🔸トイレ:あり
🔸web:kanko-shakotan.jp

積丹半島を代表する景勝地


積丹半島の北西部から、日本海へと突き出す神威岬。
高さ80mの断崖絶壁と息をのむほど鮮やかな青い海は道内屈指の景勝地として多くの人が訪れる人気の観光スポットです。

鮮やかな青
積丹ブルーのわけ


北海道積丹の海は、なぜあんなに青くて美しいのか。
その理由は透明度の高さだけではありません。

①海底の白い岩盤の反射
積丹の海底には、かつて火山活動で形成された火山岩や、凝灰岩(火山灰がたまってできた岩)の白い岩肌は広がっていて、太陽の光を反射します。

②海藻が少ない
積丹の海では、名物の「ウニ」が、冬から春にかけて海底の海藻を食べてしまうため、海藻が繁殖せず、海底の白い岩肌が透けて見えます。

③光の乱反射

透明度の高い水は、太陽の光を海底まで届け、さらに白い岩肌に乱反射することで、あの鮮やかな「青」を作り出しています。

神威岬
チャレンカの悲恋の伝説

出会い

時は平安時代の末期。
源頼朝の追われて、蝦夷地(北海道)へと渡った武将がいました。

その名は源義経。

義経は身を寄せたアイヌの地で、アイヌの首長の娘チャレンカと出会います。

チャレンカは勇敢で男らしい義経に心惹かれ、二人はたちまち恋に落ちました。

深く愛し合ってた二人でしたが、それでも義経には捨てられない野望がありました。

突然の別れ


その時は突然やってきました。


ある朝、チャレンカが目を覚ますと、義経の姿がありません。
義経はチャレンカに何も告げず、突然、集落を後にしたのです。

チャレンカは義経の足どりを追い、険しい山を越え、積丹半島の神威岬に辿り着きました。

断崖絶壁の先端に立つチャレンカの目に映ったのは、白波を立てて進む義経一行の姿。

「私を置いていかないで!」

そう、何度も叫ぶチャレンカの声は、激しい波音にかき消され愛しい義経に届くことはありませんでした。

愛ゆえに…
最期遺した呪いの言葉

一人残されたチャレンカは、深く傷つき悲しみ絶望しました。
そして

義経への強い想いは、やがて怒りと恨みに変わっていきます。

「和人の船が、婦女を乗せてこの岬を河過ぐるならば、必ずこれを覆没させん」

と呪いの言葉を遺すと、岬の先端から荒れ狂う海へと身投げました。

神威岩の誕生と女人禁制


絶望の果てに、海へ身を投げたチャレンカの身体は、やがて巨大な奇岩に姿を変えたとされています。
これこそが、現在も神威岬の沖合にそびえ立つ「神威岩」の誕生。

それ以来、女性を乗せた船が岬の沖を通ろうとすると、チャレンカの怨念によって必ず海が荒れ、難破したため、江戸時代から1885年(安政2年)まで厳しく立ち入りが制限される女人禁制の地となったと伝えられています。

チャレンカの奇岩

現在の神威岬

引用:観光JAPAN


悲しい歴史を持つ神威岬ですが、現在は誰でも行くことができます。

女人禁制の門をくぐり、岬の先端まで片道約770m(徒歩約40分)ですが、想像よりかなり疲れます💦

アップダウンがあるので、靴はスニーカーがおすすめ。風も強いことが多く通行止めになることもあります。

岬へ続く「チャレンカの小道」と呼ばれる遊歩道を進んでいくと、「積丹ブルー」と呼ばれる紺碧の海を眺めながら散策を楽しめます。

チャレンカの小道

神威岬自然公園内
カムイ番屋


🔸所在地:北海道積丹郡積丹町神岬町(神威岬自然公園内)
🔸電話:0135‐46‐5730
🔸営業時間:レストラン/11:20~15:30 売店/10:30~16:00
🔸リンク:カムイ番屋

神威岬自然公園の駐車場の隣接している「カムイ番屋」は積丹の海鮮を堪能できるレストランや、ここだけでしか買えないグッズなどを販売している施設です。

売店

マスコットキャラクター
”うにどん”


地元特産の海鮮を使った珍味や乾物が豊富なので、持ち帰る時間に合わせてお土産を選ぶことができます。

澄んだ青がキレイ✨
手軽なお土産にピッタリ

うにが入った岩のりは珍しい
糠にしん
お土産一番人気のお菓子
外国人の方が着てました!

レストラン

予約なしで気軽に食事ができるレストラン。

積丹名物「生うに丼」は、夏場の漁解禁時期(6月~8月)は積丹産のウニを使用(期間限定)
その他海鮮丼などがありお値段は2,980円~4,800円くらい(※変動アリ)

引用:カムイ番屋


歩き終わったあとに立ち寄るのがおすすめ。
しかし、時間がギリギリだとソフトクリーム、完売していました。。。食べたい方はお早めに!

駐車場は2ヵ所


カムイ番屋前の駐車場、普段の日曜日でしたがほぼ満車でした💦

しかし…

第2駐車場があるんです。
大型車両以外にも普通車両も駐車可能!

向かって右側が第二駐車場になります。


カムイ番屋前の駐車場はほぼ満車でしたが、第2駐車場はガラガラでした。

ふと、駐車場の向かいを見ると…

鹿さんがこっち見てました(笑)

神威岬へ行く前は
ここをチェック

神威岬のベストシーズンは6月下旬から8月下旬。

私が行ったのは9月上旬でしたが、たくさんの観光客で賑わっていました。
駐車場は第2駐車場がおすすめですが、大型車両用の場所は空けておくよう心掛けた方が無難です。

神威岬を目指すに当たっては、次のことを気を付けると安心です。

①岬の先端までは約40分で遊歩道はアップダウンが激しくサンダルは避けた方が安全です。
履きなれた靴で歩くこと、靴擦れ用に絆創膏があると安心です。

②海からの照り返しもあるので気になる方は日焼け止め必須。
また風が強い日は体感気温が下がるので真夏でも薄手のパーカーを持参し、状況によって着用をオススメします。

③岬先端を目指す方は、トイレを済ませておきましょう。

④所要時間は約40分ですが、個人差があります。女人禁制の門手前の階段を上ると展望スペースがあり、そこからも神威岬全体を見渡すことができます。

⑤強風の時は遊歩道が閉鎖されることもあります。


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展望台からの景色

神威岬はこんな人におすすめ

神威岬は、北海道らしい雄大な自然を満喫したい方にぴったりのスポットです。

こんな方におすすめ

①積丹ブルーの絶景を見てみたい!
②北海道でしか味わえない雄大な自然を体感したい!
③ドライブや車旅を楽しみたい!
④歴史や伝説が残る場所に今日もがある!
⑤写真を撮るのが好き!

遊歩道は片道約40分(体力のある方はもう少し早い💦)歩くため、小さなお子さま連れや、足腰に不安のある方は無理せず女人禁制の門手前の展望台でも十分に楽しめます。

アップダウンのある遊歩道は「キツイ!」と感じる方もいると思いますが、目の前に広がる雄大な景色は歩いた人だけが見ることのできる特別な景色です。

まとめ

神威岬には、青く美しい海があります。

けれど、その景色だけを眺めて帰るにはもったいない場所だとも感じています。

神威岬の伝説を知り、岬の風に吹かれていると、何百年も前、この景色を見つめていたチャレンカの想いに、少しだけ触れられたような気がしました。

積丹ブルーの海の青さと、その美しい海に伝わる「悲恋の物語」
ぜひ、心に残して帰っていただけたらと思います。


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