【加工塩 vs 自然塩】徹底ガイド!塩の種類と選び方


【塩】は毎日の食生活に欠かせないもの。
料理の味を引き立てるため欠かせない調味料!最近の健康ブームで注目されるようになった塩と麹を使った調味料『塩麹』などは腸活にもなると大バズり!私もよく使っています!
しかし『塩』は使い方や選び方を間違うと健康を損なうリスクも💦
この記事ではさまざまな塩の種類や製法、使い方について徹底解説していきます!
私が愛用している塩も参考にしてね!
この記事でわかること
- 塩の種類ってどんなものがあるの?
- 『加工塩』『自然塩』の見分け方
- それぞれのメリットデメリット
- 用途別の選び方
- おすすめの塩四選
塩の種類

みなさんが毎日の食事の中で摂っている『塩』ですが、種類は大きく分けて3つ代表的なものは『精製塩(加工塩)』『天然塩・自然塩』『再生加工塩』
特徴
塩は種類によって特徴や使い方もさまざまあります
🔶精製塩・・・・サラサラして扱いやすく、肉や魚の臭みを消したり、掃除にも役立ちます。
🔶天然塩・・・・ミネラルが豊富に含まれていて、原料により味に個性があり旨味が最大の特徴。
🔶再生加工塩・・外国から輸入した天日塩を水や海水に溶かし、にがり等を加え作られたもの。
塩はどのように作られる?

精製塩と天然塩の
見分け方と特徴
①精製塩
🔶表示欄に『イオン膜』や『立釜』と記載されている。
🔶原料に塩化ナトリウム99%以上と表記されている。
🔶ミネラルが取り除かれているので旨味がなく塩辛さが強い。
②天然塩
🔶表示欄に『天日干し』や『平釜』と記載されている。
🔶原料は(天日塩・岩塩・湖塩など)で塩化ナトリウムの含有量が約80%程度で、残りはミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウムなど)。
🔶ミネラルが含まれているので、うま味やほんのり甘みも感じられる。
③再生加工塩
🔶表示欄に『溶解』『立釜』などの表記がある。
🔶輸入の天日塩を水や海水に溶かした後、にがり等を加え「釜焚結晶」させて出来上がります
精製塩のメリット

精製塩(せいせいえん)とは海水や岩塩など、原料から塩化ナトリウムを純粋な形で取り出し、精製、加工した塩のこと。
一般的に99%以上が塩化ナトリウムで構成されていて不純物やミネラル分はほとんど取り除かれています。
その為、味や品質のばらつきが少なく粒子が均一で溶けやすく一定の品質が求められる食品加工や料理に向いています。さらに大量生産が可能で、価格の安さが最大のメリットといえます。

ちなみに精製塩ってどのように作られるのでしょうか?
精製塩の製造方法
イオン交換膜製塩法の製造過程は大きく分けて3つに分かれます👆
精製塩の製造工程
① 原料の採取
精製塩の主な原料はほとんどが海水由来。
② イオン交換膜製塩法(主流の製造方法)
現在、精製塩の製造には イオン交換膜製塩法 が主流。
この方法は、海水から選択的に塩化ナトリウムを抽出します。
- 海水をくみ上げる
- 海水をろ過し、大きなゴミや不純物を取り除く。
- イオン交換膜で濃縮
- プラスとマイナスの電荷をもつイオンだけを通す イオン交換膜 を使い、塩分濃度を高める。
- 海水の塩分濃度は約3%だが、10~20%程度に濃縮。
- 濃縮液を結晶化
- 加熱・蒸発させ、純粋な塩化ナトリウムの結晶を析出。
- 乾燥・精製
- 塩の結晶を洗浄し、乾燥させて仕上げる。
③ 仕上げと加工
乾燥した塩をそのまま粉砕するか、用途に応じてサラサラになるように 炭酸マグネシウム などの 固結防止剤 を添加。
これにより湿気を吸いにくく、サラサラとした塩が完成します。
精製塩のデメリット

『精製塩は身体によくない』と言われるにはどのような理由があるのでしょうか?
① ミネラル分が失われている
◎問題点
👉イオン交換膜製塩法では、原料となる海水に含まれている マグネシウム、カリウム、カルシウム などのミネラルがほぼ取り除かれてしまう。
👉人体に必要な栄養素のミネラルが不足すると 、血圧調整、筋肉の働き などに影響を及ぼす可能性がある。
◎考えられる影響
👉高血圧のリスクが上がるのは、 ナトリウム過多 & カリウム不足 の問題でもある。
👉天然塩に比べ、味が単調で「ただしょっぱい」感じになりがち。
② 添加物の使用
◎問題点:
👉精製塩をサラサラに保つための一般的には固結防止剤(炭酸マグネシウム、フェロシアン化物など) を添加しているが、体に及ぼす悪影響が全く無いとは言い切れない。
◎影響
👉「フェロシアン化カリウム」などはEUや日本の食品安全委員会で安全性は確認されているが食塩以外への添加は禁じられている。(通常摂取量では体内で分解・排出されると考えられている)
👉ミネラルを補うため人工的に ヨウ素(ヨウ化カリウム)を添加 することがあるが、海藻類を多く食べる日本人は、ヨウ素の過剰摂取やアレルギー、胃腸や腎機能への影響が懸念される。
③ 健康面での影響(ナトリウム過多)
◎問題点
👉高純度の塩化ナトリウムは 体内のナトリウム濃度を急激に上げる ため、血圧上昇やむくみを引き起こしやすい。
👉天然塩はカリウムやマグネシウムが含まれるため ナトリウムとのバランスを取りやすい が、精製塩はそのバランスが崩れやすい。
◎影響
👉「塩の摂りすぎ=高血圧」のイメージがあるが、精製塩の摂りすぎ が特に問題になりやすい。
👉カリウム不足の人(加工食品ばかり食べる人など)は、ナトリウムの影響を受けやすくなる。

🍀ミネラルに含まれるカリウムの役割🍀
カリウムは体内の余分な塩分を排出して血圧を下げたり、炭水化物やたんぱく質の代謝を助ける役割がある栄養素で、不足すると足がつりやすくなったり、動悸、疲労感、便秘などが起こりやすくなります。
天然塩のメリット


では天然塩にはどのようなメリットがあるのでしょう?
天然塩は、海水や岩塩など自然由来の塩をできるだけ加工せず、製造した塩のこと。
精製塩とは異なり、塩化ナトリウム以外のミネラル(マグネシウム・カリウム・カルシウムなど) を多く含むのが特徴です。
① ミネラルが豊富
🔶ナトリウムだけでなく、カリウム・マグネシウム・カルシウムなどを含む。
🔶体内の水分バランス・神経伝達・血圧調整 に役立つ。
🔶 マグネシウム が腸の動きを助けるため、便秘解消にも効果的。
◎ ポイント 👉 カリウムはナトリウムの排出を助けるため、高血圧予防に◎
精製塩では摂れないミネラル補給ができる!
② 風味が豊かで料理の味を引き立てる
🔶 天然のミネラル成分により、 甘みや旨みがあり料理の味を引き立てる。
🔶 岩塩は特有のまろやかな塩味で、特に肉との相性が良い。
🔶 海塩は、うま味やコクがあり、魚料理や和食に合う。
◎ ポイント👉 天然塩は食材の本来の味を引き出してくれるので、シンプルな味付けでも美味しい!
👉 特に塩おにぎりや天ぷらなど、「塩そのものの味」を十分に味わえる。
③ 身体への負担が少ない
🔶 ナトリウム過多を防ぎやすい。
🔶 体に必要なミネラルと一緒に摂取できるので、バランスが取りやすい。
🔶 塩の摂取量を減らすより、ミネラル豊富な塩を選ぶ方が健康的なことも。
◎ポイント👉 「塩=悪者」ではなく、「どんな塩を摂るか」が大事!
👉 加工食品に多い精製塩の摂取を減らし、自然な塩を意識すると◎
④ 製造過程がシンプルで環境負荷が少ない
🔶 精製塩と違い、高エネルギーを使う「電気分解」などを必要としない。
🔶天然の製法(天日干し、平釜製法)を用いることで 環境負荷を軽減 できる。
🔶日本の伝統的な製塩業を支援することにもつながる。
◎ポイント👉 伝統的な塩づくりを守るためにも、天然塩を選ぶのは意味がある!
👉 環境に優しい製塩方法を採用しているメーカーの塩を選ぶのも◎
どんな料理に向いている?
精製塩
精製塩は 純度が高く、溶けやすい ため、特定の料理や用途に適しています。
① 加工食品・下ごしらえ向き
🔶漬物・梅干し
🔶パン・製菓
- 粒が細かく、均一に溶けるので パン生地やケーキ生地 に練り込みやすい。また 精製塩を使うとグルテンの働きを安定させる ため、パンがよく膨らむ。
🔶 麺類(パスタ・うどん・ラーメン)
- ラーメンスープやパスタの茹で塩にも向いている。
🔶 ハム・ソーセージ・ベーコン
- 均一な塩味を出せる。
② 高温調理や炒め物
🔶炒め物(野菜炒め、チャーハン、焼きそばなど)
- 炒めるときにムラなく味がつく。
- 特に 中華料理 は 強火で一気に調理するため、溶けやすい精製塩が便利。
🔶 天ぷら・フライの衣の下味
- 衣に均一に塩味をつけられるので、天ぷら・フライの味付けに向いている。
③ スープ・煮物・出汁
🔶味噌汁・吸い物・スープ
- すぐに溶ける ため、スープの味を調整しやすい。ただし、和風出汁を活かす料理 ならミネラルを含む天然塩のほうが風味が出る。
🔶 煮物(肉じゃが、筑前煮、シチューなど)
- 均一な塩味をつけるためには精製塩が便利。
天然塩
天然塩は ミネラルが豊富で、まろやかな甘みや旨みがある ため、素材の味を引き立てる料理 に最適です。
① シンプルな塩味が活きる料理
🔶 焼き魚(塩焼き)
- 魚の旨みを引き出し、身をふっくら仕上げ、甘みとコクが出る。
🔶 塩むすび
ご飯の甘みを引き立て、まろやかな塩味が楽しめ、粒の大きめな塩を使うと、食べたときに味の変化が出ておいしい。
🔶 ステーキ・焼肉・グリル料理
肉の旨みを引き立て、ジューシーに仕上がり、岩塩や粗塩を使うと、表面にしっかり塩味がつくので味に深みが出る。
🔶天ぷらの塩
まろやかさが、揚げ物の旨みを際立たせる。また抹茶塩や柚子塩など風味を加えた塩との相性も良い。
② 低温調理・じっくり味をなじませる料理
🔶 煮物(肉じゃが・筑前煮・おでん)
精製塩よりも塩辛くなりすぎず、味にコクが出て、煮込むほどに ミネラルの効果で味が丸くなる。
🔶スープ・味噌汁・出汁
出汁の風味を引き立て、昆布や鰹のうまみ成分と相乗効果がある。
🔶漬物(ぬか漬け・浅漬け・梅干し)
発酵食品と相性が良く、まろやかな酸味やコクが出る。
精製塩よりも発酵が穏やかに進み、味に深みが増す。
③ 生で食べる料理
🔶 サラダ・カルパッチョ
まろやかな塩味が素材の甘みを引き出し、粒の大きな天然塩を軽く振ると、食感にアクセントが出る。
🔶お刺身・塩たたき
- 塩で食べると、魚本来の甘みが際立ち、特に 藻塩や海水塩 は魚の味を引き立てる。
🔶モッツァレラチーズ・カプレーゼ
チーズのクリーミーさを引き立ち、味に奥行きを加える。
粗めの塩をふると、食感のアクセントにもなる。
④ パン・お菓子
🔶 手作りパン
- ミネラルを含む天然塩を使うと、パンの風味が増し、精製塩より生地がしっとり仕上がる。
🔶焼き菓子・チョコレート
- 塩キャラメルや塩クッキーなど、甘さを引き立てる用途に最適でフルール・ド・セル(塩の花) などを仕上げにふると、リッチな味わいに。


天然塩は身体に必要なミネラル分を多く含んでいて身体への負担は少なくまた種類によって味に特徴があるので様々な料理に使いわけることでより美味しく仕上がります
塩の種類 | 特徴 | おすすめの使い方 |
---|---|---|
シーソルト(粗塩・藻塩など) | ミネラル豊富で甘み・旨みがある | 和食全般(おにぎり、刺身、天ぷらetc.) |
岩塩(ピンクソルト、ヒマラヤ岩塩など) | まろやかな塩味 | ステーキ、焼き肉、グリル料理、サラダetc. |
天日塩(フルール・ド・セル) | しっとりしていて旨みが強い | 高級食材の仕上げ(フォアグラ、チーズ、チョコレート) |
湖塩(ウユニやチベットの塩) | ほんのり甘みがある | パン作り、スープ、煮込み料理 |
天然塩のデメリット

天然塩には多くのメリットがあるけど、デメリットも。
① 価格が高い
🔶精製塩に比べて価格が高め(製造コスト・手間がかかるため)。
🔶 安定供給が難しい こともあり、大量生産しにくい。
◎影響👉 コストが高め。 こだわりのある人以外、一般家庭ではコスト重視で精製塩を選びがち。
② 湿気を吸いやすく、固まりやすい
🔶天然塩は ミネラル(特にマグネシウム)を含むため、湿気を吸収しやすい。
🔶固まりやすく、さらさら感がない ものが多い。
◎影響👉 湿気の多い場所ではダマになりやすく、振りかけにくい。
👉 扱いやすさでは精製塩の方が便利。
③ 味にクセがある場合がある
🔶 海塩の中には苦みやえぐみ、岩塩は鉄分が多いものもあり中には独特の風味がある。
🔶 料理によって合わない塩もあるため、選び方が難しい。
◎影響👉 好みが分かれる。
👉 特に塩味の強い料理(漬物など)は、塩の種類によって味が大きく変わる。
④ ミネラルバランスが一定でない
🔶天然塩は 製造方法や産地によってミネラルの含有量が異なる。
🔶ナトリウム濃度が低めのものもあり、料理によっては塩味が弱く感じることも。
◎影響👉 精製塩に比べて、計量しにくい(味が変わる)。
👉 料理ごとに使い分けが必要で若干扱いが難しい。
愛用している塩
私がレシピのにも度々載せている料理に塩を紹介しますね!
塩に限らず多数のスパイスを愛用している【スパイスアップ】
シーソルトは南アフリカ共和国、大西洋の海水を天日干しさせた海塩。ミルで粗挽きにして使用しますが、塩味はまろやかでカルパッチョや、シーフードを使った料理によく合います。
また、ヒマラヤピンクソルトは『ヒマラヤ山脈』の岩塩鉱を使用しています。ミネラルの含有率が高くまた鉄分を含んでいるので甘みや旨味があり、特に肉料理との相性が良く、下味よりも仕上げに使うのがオススメ。
一度購入してからその美味しさに何度もリピートしている【オホーツクの塩】
オホーツク紋別の流氷が接岸する氷の海から汲み上げた海水をオホーツクの山でリり出されたカラ松でt数日かけてじっくり煮詰め、海水中に含まれるカルシウムやにがり成分を出来るだけ取り除いた真っ白なお塩。
味はとがった塩味がなく優しくほんのり甘みを感じる味。
同じくオホーツクの海水100%の焼き塩に、こんぶとホタテの焼き塩をブレンドしたうま味の詰まったお塩。
『塩おむすび』にすると米の甘みを引き出しその美味しさに驚くと思います!
ぬちまーす独自、細かい霧を発生させて塩を作る製塩法「常温瞬間空中結晶製塩法」で作られています。
海水から水だけを蒸発させ、海洋成分を結晶させたは、世界一多様に海洋成分(14種類)を含んでいることから2000年2月にギネス認定を受けています。
ミネラル成分の種類が多く複雑で奥深い旨味と優しい塩味が特徴で、個人的には天ぷらがオススメです!
まとめ
今回はもっとも身近な調味料のひとつである『塩』について詳しく解説しました。
摂り過ぎてしまうことで健康に悪影響を与えかねない『塩』ですが、上手に使い分け健康で豊かな食生活を送ってくれたら嬉しいです。