【食生活アドバイザー】講座の選び方と勉強法|合格までをやさしく解説

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今回の記事では、フードブロガーである私がなぜ、食生活アドバイザー®を取得しようと思ったのか、またどのように学習に取り組んだのかなど、これから食生活アドバイザー取得を目指す全ての方へ向けた記事です。

食生活アドバイザーの学びは、試験に合格するだけで終わりではありません。家族の健康を守れる知識が身につくだけでなく、ダイエットや健康管理に正しい知識を取り入れられるので、フード業界や健康関連の仕事を目指す人にとっても、スキルの証明になるのがこの資格の大きな魅力です。

※直近の試験情報(随時更新)

試験日第54回 2025年11月23日(日)
受験申込期間
(受験料払込期間)
2025年7月29日(火)~10月6日(月)
受験申込締切日
 (払込期限日) 
2025年10月6日(月)
受験票発送日2025年11月10日(月)
受験票
未着問合せ期間
2025年11月18日(火)・19日(水)10:00~16:00
合否通知
発送日
2025年12月16日(火)
合否通知
未着問合せ期間
2026年1月8日(木)・9日(金)10:00~16:00
  1. ▪受験資格:制限なし
    ▪受験会場:札幌・仙台・埼玉・千葉・東京・横浜
    ・新潟・金沢・静岡・名古屋・大阪・神戸・広島・福岡
  2. ▪試験開始時間:3級 10時30分~/2級 13時30分~ (各90分)
    ▪受験費用:3級:5,500円/2級:8,000円/3級・2級併願:13,500円

2025年6月22日全国一斉に第53回食生活アドバイザー検定が行われました。

結果は・・・

見事3級合格!

しかし・・・しかしです。。


併願した2級はあと一歩及ばず😢不合格の理由は様々ありますが。。。

食生活アドバイザーの試験は6月と11月の年二回。

11月行われる再試験に向けて只今さらに猛勉強中です🔥

食生活アドバイザー®とは?

私が取得した食生活アドバイザー®は「一般社団法人FLAネットワーク協会」が主催する民間資格。食生活全般のスペシャリストとして、個人や家庭の健康的な食生活をサポートする為の知識を習得し、アドバイスや提案を行うことができるようになるための資格のこと。

HP🔗一般社団法人FLAネットワーク協会®食生活アドバイザー

📝2025年第54回食生活アドバイザー検定試験最新情報

ゆうちょ銀行・郵便局からの払込取扱申し込みは9月26日で終了しました。
クレジットカードからの申し込みは10月6日(月)まで。
合否通知は12月16日より順次発送

食生活アドバイザーの
資格をとったワケ



これまで、当ブログやSNSを通じて、健康的な食生活に欠かせないレシピや食に関する情報を多くの人にシェアしてきました。

また私自身の誤ったダイエットでの失敗や摂食障害、また腸の病気を患った経験から、正しいダイエットや運動方法や食事内容など、独学で勉強してきました。

自らの経験を、情報を必要とする全ての人が世間やネットに溢れ返る間違った情報に振り回されることなく、健康的な食事や「食」の大切さを伝えたい。

それが私の目的でした。

しかし。

発信をしていくうち、自分の理解の浅さや、知見の未熟さに「正しい情報を伝えられていのるだろうか?」と思うようになりました。
情報を発信する者として、今一度しっかりと基礎から勉強し直し、”正確な知識を専門性をもってみなさんに届けたい”それが資格取得の大きなきっかけとなりました。

食生活アドバイザーは
役に立つのか?


食生活アドバイザー資格は”あまり役に立たない”という口コミを目にしたことはありませんか?

就職や転職の役に立たない」「民間資格なので独自性がない」など国家資格である”管理栄養士”の専門性や実務経験が無いのが主な理由と言われています。

しかし、資格を取得をして実感しているのは、家庭での食生活の見直し”や”健康な生活を送る”上で欠かせない知識や、巷に溢れる間違った情報に振り回されない知見を得られた事でした。

資格をどのように活したいのか、「家族の健康のため」あるいは「ダイエットのため」など、明確に目的のある人なら絶対に学んで損はない資格だと思います。

食生活アドバイザー
3級・2級との違い

食生活アドバイザーは現在3級と2級が設けられていて、2026年に1級が新設されるとFLA協会公式で発表されています。

3級と2級の主な違いは3級は主に消費者目線、2級はより専門的なビジネス的視点が加わり、3級に比べ2級の合格率の方が難易度が高くなっています。

3級2級
合格率65%40%
試験形式✓5肢択一マークシート形式50問
✓6肢択一マークシート形式42問
✓記述問題15問
試験内容消費者目線食の提供者目線
合格正答率60%以上(100点満点中60点以上)約60%(123点満点中74点以上)
試験日程6月・11月6月・11月
受験費用5,500円8,000円

食生活アドバイザー
資格取得までの流れ


学習方法の選択

まず食生活アドバイザーの資格の試験を受けるための学習方法は3つに分かれ、学習にかかる費用も異なります。

独学

食生活アドバイザーを独学で学びたい場合は、書店またはメルカリなどでもテキストを購入することが可能です。
FLAネットワーク協会公式の書籍やユーキャン、公認講師が監修したテキストや問題集も出版されています・

テキスト費用約1,000円~2,500円

FLAネットワーク合格講座

運営団体であるFLAネットワークが直接開催する合格講座で、2級・3級の講習をそれぞれ1日受ける速習コースや2級合格に向けて2日間で学ぶ通学コースがあります。
※指定された教材は別途購入が必要です

受講料速習コース3級:12,000円
2級:18,000円
受講料通学コース2級:36,000円

FLA公認ユーキャンの通信講座

通信教育講座では一番有名なユーキャンが提供している通信講座。充実したテキストや、動画教材、添削ありも模試や質疑応答まで出来るサポートも充実しています。

受講料一括:34,000円
分割:34,540円

学習の方法は様々ですが、時間や予算、またどのような学習方法が自分に合っているかを考えましょう。


私は通信講座で実績のあるユーキャンの講座を選びました。
教材は図やイラスト、動画も多く、サポートも充実しているので初心者でも安心して取り組むことができます。

基礎知識の習得

食生活アドバイザーは多くの教材で3級・2級の内容が共通しているので
2級のみ受験する場合もしっかりと3級から基礎知識を学びます。

3級、2級では6つの共通するテーマについて学びます。

③学習方法

※私の場合はユーキャンの通信講座での
学習方法になります。

学習の流れ

  • 教材での学習
  • タブレット・スマホでの学習
  • 繰り返し学習
  • 3級模擬試験
  • 2級模擬試験
  • 添削課題
  • 模試テスト追加購入


学習開始から試験までは6か月ありました。都合上2ヶ月間は学習時間が取れないので実質4か月の学習期間を予定。1日1時間程度で3ヶ月・試験対策で1ヶ月を目標にしていました。

通信講座を利用して学習期間に余裕を持たせて予定を組み「メリットしかない!」と思って予定を組みましたが想像していなかったデメリットもありました。

通信講座の勉強法

メリット

通信講座の一番の魅力と言えば”充実した教材”と学び方の選択肢にあるかと思います。

実際テキスト教材はタブレットでも読むことができ、3級では多くの動画もあるので初心者にはとても分かりやすく、また持ち運びもできるのでとても重宝しました。

模試や添削課題、学習のポイントBOOKや資格取得後にも役に立つ季節のレシピなど、とにかく内容充実!
決して安くは無いですがキャンペーン割引もあったりお得に始めることができました。

学習面では目標に沿った「課題」は1週間ごとに設定出来計画的に学習を進めることができます。

また弱点や進捗状況が可視化され、学習の優先度に合わせたり、問題形式や順序を変えたりと、変化を持たせながら学習できることも魅力のひとつです。

しかし苦労したこともがいくつかありました。

  • 学習ペースの計画
  • スキマ時間学習の難しさ
  • 学習の期間を空けると忘れていることが多い
  • モチベーションの維持

デメリット

私の場合通信講座の良さを最大限に活かして学べなかったという反省があります。
次に挙げる具体例から正しい学び方を知って安心して講座を受けてくださいね!

学習ペース配分と記憶定着の難しさ

まずは項目ごとテキストを読んで、項目内から問題を解いていくのですが、正直これを2週間足らずで終えてしまいした。

模試をやるには早いし・・・ってことでこの工程を3回ほど繰り返して記憶の定着を図りました。
3回目になると回答はほぼパーフェクトで「余裕じゃん」って思っていました。

しかし・・・

期間を空けると意外と記憶が定着していないことに気が付きます💦

解決法

試験日が決まったら、学習の計画をしっかり立てましょう!
とにかくテキストを読み込む問題を繰り返し説く試験直前1ヶ月はテスト対策を徹底的に行いましょう!

スキマ学習の限界

最大のメリットでもある”学習の手軽さ”をフルに活用できるのが”スキマ学習”ですが、活用方法には注意点がありました。

それは問題を繰り返し解く”反復学習”には向いているけれど、新しい項目を学習するにはそもそも集中スキマでは定着しずらいという点でした。スマホだけで始めようとする方は集中できる”時間”を作ることを強くオススメします。

解決策

スマホやタブレットは便利だけど、しっかり学習する為に集中できる時間を確保しましょう!スキマ時間はあくまでも”復習問題”を繰り返す時間にあてましょう!

学習は期間を空けない

仕事や生活の都合上、テキストを一通り終え間が約2ヶ月開くわけですが、時間が経つと…あんなに勉強したはずなのに結構忘れてる!ということがおきました。

考えられる原因は一気にテキストを終え、次に問題を反復している中で、回答を覚えてしまって、問題の理解にまで及んでいなかったことに後から気付きました。

結果、ギリギリで初めから学び直すことに…💦

解決策

記憶の定着には一定の時間を空ける(1日・3日・1週間)のは有効ですがあまり間隔を空けることはおススメしません定期的に反復学習することが記憶の定着には一番有効だと思います!

モチベーションを持つ大切さ

私の場合は今後の活動には絶対持つべき最低限の資格だと思って決めた資格取得でした。

しかし家事や仕事をしながらの学習は時間的に制限も多く、疲れてくると資格取得に意味はあるのだろうか?とモチベーションを保つのに苦労しました💧

解決策

資格取得を目指す理由は様々ですが、学習の本当の目的は”知識を得ることにあってただ試験に受かればいいってわけじゃない。

まずは合格を目指す勉強ではなく知識を得るための学びだと理解することがモチベーションに繋がります!

独学での学習方法

テキスト&問題集

食生活アドバイザー資格は独学での学習も可能。公式テキストから問題が出題されるので内容をしっかり理解できれば十分合格が可能。

まずはどの学習方法を選んでも、基礎になる内容を理解し覚えること。
私の実感としてはまずテキストは3周以上読み込むと内容をしっかり理解しながら覚えられます。

テキストは様々売られていますが、公式テキストが安心。

試験当日にテキストを持参している方では次のテキストが一番多く見受けられました。

試験対策

ポイントを絞って弱点克服

試験に向けての対策はいくつかありますが、覚えにくい、あるいは間違えやすいポイントを絞っての勉強が有効です。

公式サイトを活用する

FLAネットワーク協会の公式サイトではチャレンジ問題として自分の理解度が確認できるチャレンジ問題が公開されており、
3級・2級各テーマごとにそれぞれ3問づつ問題と解答が掲載されています。(2級は記述もあり)


公式サイトチャレンジ問題🔗

過去問集を購入する

公式サイトでは過去4回分の検定試験の科目別過去問題集を販売しています。
実際に出題された問題を解くことで学習効果が高まります!

3級問題集(200問掲載)2,500円(税・送料込み)
2級問題集(220問掲載)3,500円(税・送料込み)

公式問題集
申し込み方法

公式問題集の購入方法は2つ

  • クレジットカード
  • 郵便局・ゆうちょ銀行の窓口
    (ATMに用意されている払込み取扱票を使用に必要事項記入の上申し込み)

詳しくは公式サイトを参照🔗

受験までの流れ

次に願書請求から受験までの流れを説明します。
申し込み方法は2種類あり申し込み受付期間が異なるので注意。

ゆちょ銀行・郵便から払い込む場合

  • 受験願書を請求する
    願書請求期間内にホームページから願書請求する。
  • 願書が送付
    検定事務局から願書が送られてくる
  • 受験料を振り込む
    専用の振込用紙に必要事項を記入し、郵便局またはゆうちょ銀行で受験料を振り込む。
  • 受験票が送付
    検定日の7日前までに受験票(受験会場地図も記載)が送られてくる。
  • 受験
    各受験会場にて受験。
  • 合否通知が送られてくる
    合格者には、合格通知時にカードタイプの合格証が発行されます。
    ※合格者には3級はグリーン、2級はグリーンの合格証が発行されます。

クレジットカードの場合

  • 公式サイトから申し込む
    受験申込期間内に公式サイトにアクセス、必要事項を入力し申し込む
  • 受験票が送られてくる
    検定日の7日前までに受験票(受験会場地図も記載)が送られてくる。
  • 受験当日
    各受験会場にて受験。
  • 合否通知が送られてくる
    なお合格者には、合格通知時にカードタイプの合格証が発行されます。
    ※合格者には3級はグリーン、2級はグリーンの合格証が発行されます。

試験を受けた感想

受験票が届いたのは試験の1週間前。
案内を開くと受験会場、集合時間、試験時間、当日の持ち物や注意事項が書かれています。

当日の持ち物

≪指定された持ち物≫

  • 受験票
  • HBの筆記用具
    (鉛筆orシャープペンシル)消しゴム
  • 腕時計or時計の機能だけのもの
    (携帯は不可)
  • 電卓の持ち込み不可

≪持って行った方がいいもの≫

  • テキストや問題集
  • 替えの鉛筆&鉛筆削り・シャーペンの芯・替えの消しゴム
    (落としたり失くした時のため)
  • 併願の場合はお昼を挟むので軽食や飲み物
  • 体温調節しやすい服
    (6月冷房の真下でえらい目に遭いました💦)

《試験当日注意すること≫

①会場は全国各地ありますが、都市部では混雑や渋滞も予想されるので時間には余裕をもって出かけましょう!
②試験は90分なので、トイレはしっかり済ませましょう。
③スマホはマナーではなく機内モードにしましょう(バイブレーションの振動は響きます💦)

≪会場の様子≫
第53回 2025年6月22日実施
試験開始前と終了時
会場はほぼ満席でした


受験終了2週間後、公式サイトにて試験の解答が公表されるので、答案用紙は忘れず持ち帰りましょう!

食生活アドバイザー3級を
取得して良かったこと

今回3級を取得、2級は不合格でしたが😢食に関する知識を広く学べたことは本当に良かったと思っています。

3級では季節の食べ物や食文化、食材の選び方や衛生管理を学び、さらに2級では踏み込んだ流通や経済、法規など、食やダイエットに関する知見を広げられたことは、このサイトを運営していく上で大きな財産になったと思います。

資格取得を目指すあなたへ

食生活アドバイザーは普段の食生活に役に立つ他、ビジネスでも十活かせる資格だと思います。
学び方は様々、私のように学びやすいユーキャン食生活アドバイザー通信講座で独学で目指すことも可能です!

まとめ

食生活アドバイザーは、資格そのものがゴールではなく、学んだ知識を日常や仕事にどう活かすかが本当の価値。

私自身も、試験勉強を通じて 家族の食事に自信が持てるようになり、正しい食の知識を発信できる力がつきました。

これから挑戦するあなたも、通信講座または独学でも、自分に合った学び方を選んでぜひ一歩踏み出してみてください。

「学んで良かった」と思える瞬間が、きっとあなたの毎日に訪れます。

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